アトピー性皮膚炎の対処法・治療法

対処法や治療法を決定する際には、

患者様と主治医となる先生との間で、

どんな病気であるのか

お薬の作用、メリット・デメリットの理解

生活環境と治療方法がマッチしていけるか

など、共通認識を増やし、お互いが信頼関係を深めながら、二人三脚で取り組んで行ける事

が最も望ましいと考えます。

安全が証明されていても、患者様の体質に合わないお薬もありますし、

患者様の望まれる治療法と主治医の先生の考えが一致しない場合も勿論あると思います。

そんな時に、しっかり質問が出来る治療方針への不安を話せる

相談しあえる関係が構築されているか否かで、選択肢の幅も変わっていくと感じています。

私の経験上、皮膚科の先生なのか?内科の先生なのか?それともまずは、

細胞から元気にするといった根本改善・体質改善をベースに置く先生なのか?という部分でも

治療方針は大きく変わると感じています。

患者様ご自身、患者様を支えるケアラーの方々も、お身体の調子が良い時で構いませんので、

どんな治療をしていきたいかを考えてみたり、病気やお薬についての知識などを、

自分なりに重ねて行く事をお勧め致します。

対処法

原因を観察する

・現段階で、血液検査などでアレルギー反応が出やすい事柄を把握しておく。

・体温・酸素濃度・排便の回数などを記録しておく。

環境整備

・小まめな掃除

・アレルギー反応が出やすい食べ物を減らしてみる。

・手料理を作る。

・飲み水を変える。

・シャワーヘッドやお風呂の塩素を除去する。

・下着を綿のものに変える

・洗濯洗剤を自然由来のものに変えてみる

スキンケア

・傷が少ない場合は、寝汗をシャワーで軽く流す

・保湿はとても大切ですが、保湿剤そのものが痒みの原因となっている場合もありますので、悪化する場合は、他のものに切り替える事も必要です。

心のケア

治療内容に納得はしていますか?

不安に感じている点はありませんか?

闘病生活に疲れていませんか?

治療法

ステロイドを使用する標準治療

 ステロイドと保湿剤を混ぜた外用剤や内服薬など

非ステロイド治療

 抗ヒスタミン・抗アレルギー薬など

保険外治療・民間療法

湯治療法

などが挙げられます。

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