第11回講演会報告

第11回講演会が無事終了いたしました【御礼とご報告】

第1部:講演会

大槻公一氏は開会の挨拶の中で、現在発生している高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5)について述べられた。

鳥インフルエンザウイルスからの感染の危険性について新たな知識を得ることができた。

講演1:織田慶子氏 「がんワクチンの現状」

テーマにとらわれずがんに関して幅広い視野に基ついた講演をされた。
がんの誘因物質をはじめ、自分でできるがん予防法、がんの治療法、テーラーメイドワクチン等々を丁寧な言葉でわかりやすく説明された。私共の日常の生活に取り入れ改善すべきことを多く学ぶことができた。
参加者から多くの好評がアンケートによせられた。

講演2:野口千代子氏「歌って長生き健康法」

大きく2つのテーマ「歌うことのもたらす効果」「腹式呼吸の効果」について講演された。
歌うことのもたらす効果では口や舌、歯を動かすことの効果をはじめ誤嚥、認知症の予防、ホルモン分泌の増加、ストレス軽減などそれぞれについて詳しく説明された。
腹式呼吸の効果では丹田式呼吸法の有用性について、実例を示しながら説明された。
最後に誰でも知っている童謡に合わせて参加者全員で講師の指導のもと正しい呼吸法を体験した。

第2部:交流会

第2部の交流会は鍵盤ハーモニカ隊による演奏で開会した。
交流会は講師を交えて和やかな雰囲気のなか南友里氏のヴァイオリン演奏による「1滴の酸素」の独唱は会を盛り上げた。

また交流会は参加者がそれぞれの抱える問題を話し合える会でもあった。
「未病と予防」をテーマとした今回の講演会はNPO法人QOL サポート研究会の目的とする「市民のQOLの向上」を前進させる成果を得たと確信した。