松本理事長
当日は織田氏欠席の為、理事長の松本が織田氏作成の資料を代理発表しました。
■骨密度と骨粗鬆症
・骨粗鬆症とは?
・加齢と共に骨の強度が低下し、
骨折しやすくなる事
・主に女性ホルモンの低下によるものが多い。
・患者のほとんどは女性で、閉経後の人が多い。
・骨がスカスカになる感じ。
・原因は?
・原発性骨粗鬆症(原因がはっきりしないもの)
・加齢による女性ホルモン減少→骨の分解を抑制するエストロゲン減少
・無理なダイエットでカルシウムやビタミンDが不足
・過剰な日焼け止め対策
・ビタミンDが足りないと何がいけないのか?
日光を浴びないと体内でビタミンDが生成されない。日光不足によるビタミンD欠乏は骨粗鬆症だけではなく、他の様々な疾患の原因にも考えられている。
・症状
痛みはない。代表的なものは、くしゃみなどのわずかな衝撃で起きる骨折。
主な骨折場所は椎体や大腿骨 椎体が押しつぶされるように骨折(圧迫骨折)
■骨粗鬆症の診断
骨密度測定
1DXA法(低用量のX線で測定)
2定量的超音波測定法(骨の中を音波を通して測定)
3血液検査
計算式もあります。骨量/体表面積
・骨密度測定結果
・予防と食事
・治療方法としては?
・治療薬
・カルシウム摂取
・ビタミンD
・日光浴
・運動
が挙げられます。
■織田氏からの提案
・WOXを毎日飲むと骨粗鬆症対策になるか?
・WOXで骨芽細胞を活性化できるか?
を検討し、メディサイエンス・エスポア株式会社協力の基、WOX飲用による骨粗鬆症対策の実験を予定しています。
・予定している実験対象者
・閉経後の一般女性
・原則基礎疾患(がん、高血圧、糖尿病)の無い人
・毎日WOXを飲める人
・月1回骨量測定できる人
・女性対象で毎日WOX飲用
・測定にはタニタの体組成計を使用
・具体的な内容
・産婦人科開業医の婦人科の更年期外来、もしくは整形外科外来を受診している閉経後の女性に
woxを飲用していただき、飲用前後の骨量を比較する。
・WOX飲用機関6か月
・100ml/回、1日2回の飲用。
・予定人数10~20名
・併用薬剤などは制限なし。
・留意点
・実際に医療機関に協力を願いし、実施していただくためには、契約書とともに、実施機関に
治験コーデイネーターの役割をする人材を派遣することが必要
・口頭でよいので同意は必要、また途中でやめることもできることをあらかじめ説明
・月に一回の骨量の測定を自宅で実施していただき記録するアプリの開発も必要。
・実験方法
・参加者はwox飲用開始前後に骨量を測定する。
・飲水期間6か月 毎日2回朝、寝る前 100mlずつ
・評価法 飲水開始後半年と中止後半年の骨量変化を測定する。
上記内容にてプロトコルを纏め、実験、次回定期講演会にてご報告できるよう進めて参ります。