筋・気・酸素

医療法人社団 雄翔会 李 潔

筋・酸素-西洋学の赤、白、ピンク筋

赤筋は酸素を蓄えるミオグロビンという蛋白質が多く含まれるため赤い色をしており、赤筋と呼ばれます。 酸素を多く蓄えているためエネルギーを多く作り出すことができます。遅筋とも呼ばれます。乳酸も蓄積しにくく、疲れにくい筋肉です。

白筋はミオグロビンが少ないため、白筋と呼ばれます。速筋とも呼ばれます。乳酸が蓄積しやすく、疲れやすい筋肉です。

ピンク筋は赤、白筋両方の性質を持つためピンク筋と呼ばれます。中間筋とも呼ばれます。下半身と背中に多く、赤筋と白筋が衰えた時にその役割を果たしています。

※近年ミトコンドリア免疫と関係することも明らかになりました。ミオグロビンはヘモグロビンよりも酸素との融合が良く、より酸素を筋肉組織内に供給しやすいのです。グリコーゲンは体内血糖を保ちながら、空腹時に糖質の供給源として役割を果たしています。

ということは酸素は筋肉にとって欠かせないエネルギー源として考えられます。WOXを飲んでウオーキングなどするとより効果が上がると思います。

4000年前に酸素はエネルギー源と認識されていた

古代より中医学では生命活動維持する一つとして、気というエネルギーが必要だと認識されていました。中医学のは広い意味では空気で、静止ではなく常に流れているという意味であります。体表に付着し邪気を払い出します。食べ物がないと気化しないと理解され、代謝気と筋肉と関係していると理解されていました。また消化も関係があると認識されていました。

気は原気宗気に分かれ、原気親から受け継いだもので、腎臓に貯蔵し生命活動の源と言われています。宗気食べ物と酸素によって気化され胸に貯蔵され、血と体液の循環をしています。

気、血、水はお互いに依存しあい、生命活動を維持していることが理解されていました。WOXの優れているところはは酸素と水融合したことで酸素直接腎臓に届けるところです。

突き詰めると筋と酸素の関係性は西洋医学も東洋医学もほぼ同じだと思います。

血中酸素が増えると血行も良くなり、血行が良くなると痛みの緩和に繋がります。

酸素は体にとってはとても大切なエネルギー源だと考えられます。

筋と酸素変化観察

WOXを筋肉に塗り筋肉の変化を観察

筋肉表面

WOXを塗る前(左)と後(右)

深層筋肉

WOXを塗る前(左)と後(右)

WOXは筋肉の表面だけではなく、深層筋肉も柔らかくなることが分かりました